絶対的独裁者・織田信長に心酔した武将たちの集まりである織田軍。 多くの軍勢が天下統一を目指しているが、織田軍にとっては通過点でしかない。 目指すはさらに先……卓越した先見の明を持つ信長だけが見据えている未来。 信長を筆頭に圧倒的な武力をもって、目指す未来を自らの手で斬り開いていく。
お調子者を演じる切れ者・豊臣秀吉が率いる軍。 かつては第六天魔王・織田信長の家臣として、ともに天下を目指し戦っていた。 だが、とある出来事をきっかけに織田軍を離反。 現在はたもとをわかち、自分たちの力で天下統一を目指す。
常に正しき道を歩むべく、己の心すらも律する義将・上杉謙信。 そんな彼の下に集うのは、謙信の尊き信念を誇りとし、 我欲を捨てて義のために、刀を取ろうと心に決めた武将たち。 各軍が、天下を手中に収めようと争いあう戦国乱世にあって、 彼らはただ、助けを求める人々のために刃を振るう。
文武両道の熱い男、武田信玄。 そんな彼の下にあつまる男たちも、武に長けた猛将が多い。 他のどの軍勢よりも戦を愛し、天下統一に意欲的。 信玄を中心に絆は固く、その強さで他の軍勢からも恐れられる。 しかし、信玄には秘密にしている『何か』があるらしく……。 並々ならぬ覚悟で戦国の世を突き進んでいく。
織田軍や豊臣軍のような大軍勢ではないが、毎日笑いが絶えない真田軍。 領地では若き大将『真田幸村』を中心に、武将や住民たちが仲良く暮らしていた。 ひょんなことから戦乱の世へと巻き込まれてしまい、 各地の巨大勢力と刃を交えることになる。 他の軍よりも規模は小さいが、領地のみんなや仲間を守るため、 誰にも断ち切れない絆を武器に、巨大勢力へと立ち向かう。
隻眼の異端児・政宗が率いる伊達軍は、 まだ年若く、数も少ないながら、敵の裏をかく数々の奇策と、 家族同然に育った仲間たちとの絆を武器に、敵軍を翻弄する。 勝利のためなら手段を選ばず、不利な時こそ不敵に笑って、 彼らは天下をその手に収めるべく、戦乱の世をかき乱す。
かつて、神牙にその名を轟かせた毛利元就が統べる軍。 無闇な争いを拒み、外界との関わりを避けて暮らしていた毛利軍であったが、 とある出来事が引き金となり、天下統一をかけた戦いに名を連ねることになる。 平穏を愛する慈悲深き男の、乱世にかける想いとは――。